人気女優チョン・ジヒョンは、クローン携帯疑惑が取りざたされているのにもかかわらず、現在の所属事務所であるサイダスHQと再契約する見通しだ。
双方は事実上、契約更新で同意し、来週中に契約書の細部を詰めた後、正式に発表するものとみられる。
サイダスHQ関係者は27日、「専属契約は今月満了する。来週中には契約がまとまるよう、双方が誠実かつ友好的に交渉を続けていく」と慎重な姿勢を示した。
だが、業界ではチョン・ジヒョンの再契約を既成事実と受け止めている。一説には、チョン・フンタク代表がチョン・ジヒョンの家族に会い、契約更新について口頭で話をつけたともいわれている。
チョン・ジヒョンは5月にハリウッド進出作『Blood:The Last Vampire』の公開を控えている。そのため、以前にもまして事務所のサポートが求められる時期であることから、双方の交渉は順調に進んでいるとみられる。
一方、ソウル地方警察庁広域捜査隊は25日、サイダスHQのチョン代表ら3人を書類送検し、事件をソウル中央地検に送致した。チョン・ジヒョンはチョン代表らに対し、警察に処罰を望まないとの要望書を提出していたことも分かった。