2005年に24歳の若さで自殺した女優イ・ウンジュさんの4回忌追悼式が23日、ソウル市江南区内で開かれた。
追悼式は所属事務所のナムアクタースが非公開で開いたもので、生前の故人を知る関係者、家族、ファン、俳優ら30人余りが出席した。追悼式の入り口には「故イ・ウンジュ4回忌」という文字とともに明るく笑う生前の写真が掲げられた。
これに先立ち、21日には京畿道高陽市でファンによる4回忌追悼行事が開かれた。会場では国内のファンだけでなく、日本のファンの姿も見られた。
一方、韓国映像資料院は21日、ソウル市麻浦区上岩洞の「シネマテクKOFA」で故人の出演作『バンジージャンプする』を無料上映した。
イ・ウンジュさんは1997年、KBSのドラマ『スタート』でデビューし、2000年の『オー!スジョン』をはじめ、『バンジージャンプする』『永遠の片思い』(原題・恋愛小説)など映画9作品、MBCのドラマ『火の鳥』などに出演し、その美貌と印象的な演技でトップスターに登りつめた。しかし、05年2月22日に京畿道城南市の自宅マンションで自殺しているのが見つかった。