東方神起、ソウル公演大盛況


 「東方神起 THE 3rd ASIA TOUR CONCERT-MIROTIC」の公演開始20分前、コンサート会場はすでに「東方神起」と叫ぶファンたちの声で熱くなっていた。約1万2000人の観客は皆、パールレッドの蛍光スティックを持って会場を明るく照らし、メンバー5人の登場を待ち望んだ。公演開始前、『Rising Sun』のイントロが流れると、観客は合唱し始めた。

 「I’m Waiting For The Rising Sun!」

 東方神起の五つの太陽が21日午後7時30分ごろ、ソウル・オリンピック公園体操競技場(ソウル市松坡区)の舞台の上に浮かび、コンサート会場の闇を照らすと、観客は皆「呪文」にかけられたかのように引き込まれていった。オープニング曲『HEY!(Don't bring me down)』を皮切りに、『Rising Sun』『HUG』『Purple Line』『呪文-MIROTIC-』『The way U are』など26曲のヒットパレードに、観客の歓声は極限に達した。ファンたちは全曲を一緒に歌い、東方神起と共にコンサートを楽しんだ。


 今回のコンサートは、グループでのステージと5人のメンバーそれぞれのソロステージに分け、構成されていた。東方神起は『Wrong Number』のような曲ではグループ特有の華麗なダンスを、『Don't Say Goodbye』『Love in the Ice』などのバラードでは美しいハーモニーを聴かせた。

 ユチョン(ミッキー)とジェジュン(ヒーロー)、チャンミン(マックス)、ジュンス(シア)、ユンホ(ユノ)のソロステージは、この日のコンサートでなくてはならない見どころだった。ユチョンはキーボードを演奏しながら自作曲『愛、さよなら愛』を、ジェジュンはフォークグループ「野菊」の『それだけが僕の世界』を歌って観客の拍手喝采を浴びた。また、ジュンスは自作曲『XIAHTIC(シアティック)』を初披露し、ファンたちの目を釘付けにした。

 東方神起は、コンサートのために韓国までやって来た約2000人の日本人ファンに対するファンサービスも忘れなかった。東方神起はこの日、『Somebody To Love』『Sky』などを日本語で歌い、日本のファンを感動させた。

ヤン・スンジュン記者
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