興行成績:『牛の鈴の音』100万人突破


 牛の首にかけられた鈴が100万人の胸を熱くした。

 牛と年老いた農民の生活を描いたドキュメンタリー映画『牛の鈴の音』が、ついに観客動員数100万人の大台を突破することになった。

 同映画の配給を手がけているインディー・ストーリーの関係者は、「19日までに全国で約97万人を動員した。最近1日平均6万人が劇場に足を運んでいることから、20日午後までに全国約140スクリーンで100万人突破は確実だ」と語った。

 1月15日に公開された同映画は、公開2週目で10万人を突破。その後、急速に観客数を伸ばし、公開6週目で100万人を超えることになった。

 総制作費約2億ウォン(約1280万円)が投入されたインディペンデント(自主制作)映画『牛の鈴の音』の100万人突破は、一般の商業映画が1000万人を記録するのに匹敵する成果との評価を受けている。

 またインディー・ストーリー側によると、外国人からの観覧要請が相次ぎ、『牛の鈴の音』はインディペンデント映画専用映画館のインディー・スペースで英語字幕付きを上映。さらに今週末からは、ソウルや京畿道地域の5スクリーンでも英語字幕付きの上映を始めるという。

キム・ヨンウン記者
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