俳優リュ・シウォンが自分の体よりも友情を優先し、拍手喝采(かっさい)を受けた。
先月2日に椎間板ヘルニアの手術を受けたリュ・シウォンは、まだ十分に回復していないにもかかわらず、9th streetのデビュー曲『願って』のミュージックビデオ撮影に臨んだという。CD発売日が2月9日だったため撮影を先延ばしすることができず、約束を守るため出演したとのことだ。
リュ・シウォンは撮影中、腰の痛みから座ることができず、休息時間にも立ったままで耐え、撮影を強行した。それでも始終明るい笑顔を見せて、スタッフに心配をかけないよう気配りした。
痛みをおして出演しただけでなく、ノーギャラだったということで、より関心を集めている。リュ・シウォンと一緒に出演したパク・ヨンハも高額のギャラを誇るスターだが、9th streetをプロデュースする作曲家イ・ギョンソプとの友情のために、ノーギャラでの出演を決めたという。
チョ・ソンモの『To Heaven』をはじめとして、キム・ゴンモ、RUI(イ・スンチョル)など多くの歌手のヒット曲を手掛けたイ・ギョンソプは、パク・ヨンハとリュ・シウォンの曲も手掛けている。