ソル・ギョング、次回作は捜査官役


 企業型組織暴力団と対立し、津波と死闘を繰り広げたソル・ギョングが、今回は連続殺人犯を追う。

 ソル・ギョングはこのほど、映画『容赦はない』(キム・ヒョンジュン監督、ザ・ドリームピクチャーズ制作)への出演を決め、詳細を協議中だ。同映画は、バラバラ殺人犯を追う捜査官を描いたスリラー。カン・ウソク監督が投資と制作に協力することを決めるほど、シナリオ完成度が高いという。

 同映画で死体を解剖し、犯人を追う国立科学捜査研究所の職員を演じるソル・ギョング。『公共の敵』の第3弾である『カン・チョルジュン:公共の敵1-1』や、100億ウォンが投入された津波映画『海雲台』の撮影を終えた彼は、この不況の中でも間断なく作品に出演し続け、映画界で最も愛される俳優の一人だという事が立証された。

 『容赦はない』は、最近カン・ホスン事件で、サイコパスに対して社会的な関心と憂慮が高まっている状況下での制作。『追撃者』の流れを引き継ぐ完成度の高いスリラーとして期待を集めている。

ソル・ギョングの相手役は、先ごろ時代劇映画への出演を確定させた演技派俳優が引き受け、近いうちに契約を締結。今年上半期にクランクインする予定だ。

チョン・ヒョンファ記者
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