「18日にスタートするSBSの新水木ドラマ『カインとアベル』と、終盤に差し掛かったMBCの人気ドラマ『エデンの東』には三つの共通点がある」と話題になっている。
第一の共通点は、両作品とも韓流スターのドラマ復帰作だということ。ソ・ジソブにとって『カイン…』は兵役代わりの公益勤務終了後、ソン・スンホンにとって『エデン…』は除隊後初のドラマだ。二人は義理の兄弟のように仲がいいことで知られ、お互い励まし合っているという。
第二の共通点は、スケールが大きいドラマだということ。両作品とも多額の制作費を投入、海外ロケも行った。
第三の共通点は、両作品のモチーフが旧約聖書に登場する「カインとアベル」兄弟の物語だということだ。カインとアベルはすれ違う兄弟の確執や運命を象徴している。SBSはドラマのタイトルをズバリそのもの『カインとアベル』にし、『エデン…』はジェームズ・ディーン主演映画と同じタイトルだ。これは、聖書に登場する兄カインが弟アベルを殺した後、エデンの東に追放されたことに由来している。『カイン…』に兄ソヌ(シン・ヒョンジュン)と弟チョイン(ソ・ジソブ)が、『エデン…』に兄ドンチョル(ソン・スンホン)と弟ドンウク(ヨン・ジョンフン)が登場するのは、単なる偶然ではないのだ。