歌手Rain(ピ)の関係者は、Rainが主演するハリウッド映画『ニンジャ・アサシン』の出演料が830万ウォン(約54万円)だという説に対し「単なるハプニングに過ぎない」との見解を示した。
Rainの所属事務所ジェイトゥーン・エンターテインメントは12日、「実際の出演料は50万ドル(約4500万円)+ランニング・ギャランティー(歩合制)。Rainは昨年前半、ドイツ・ベルリンで約4カ月間にわたり『ニンジャ・アサシン』の撮影をする前、制作会社側から50万ドルを受け取った。このため、『ニンジャ・アサシン』出演で発生したRainの収入は少なくとも50万ドルだ」と明らかにした。
さらに、同事務所は「当社の場合、会計年度は毎年7月1日から翌年6月30日まで。だから、先日の投資説明会で配布した資料は、昨年7月1日から同12月31日までの売上に関するものだった」と強調した。
そして、「Rainは昨年前半のうちに『ニンジャ・アサシン』の撮影を終え、昨年後半はRainの子役が撮影を行った。これに対する出演料が830万ウォンだった。だが、世間はこれをRainの『ニンジャ・アサシン』全出演料と誤解したため、今回のようなハプニングが起きたようだ」と説明している。
『ニンジャ・アサシン』はウォシャウスキー兄弟とジョエル・シルバーがプロデュース、『Vフォー・ヴェンデッタ』のジェームズ・マクティーグが監督を務めたアクション大作。Rainは男性主人公のライゾー役を演じている。今夏、アメリカなどで公開される予定だ。