パク・チャヌク監督の新作映画『コウモリ』が吸血鬼の本場といわれるルーマニアに先行販売された。
9日、米国の映画専門誌「バラエティー」によると、投資配給社のCJエンターテインメントは7日(現地時間)、ベルリン国際映画祭フィルム・マーケットで、『コウモリ』をルーマニアのインディペンデンタ社に先行販売したという。
ソン・ガンホ、キム・オクビン、シン・ハギュン主演の『コウモリ』は、思いがけず吸血鬼になってしまった神父が友人の妻と恋に落ちるという内容。今年4月に韓国で公開予定だ。
ルーマニアはよく知られている通り、吸血鬼伝説の本場。古代ルーマニアは外勢侵略や伝染病などによる大量死が多く、吸血鬼伝説が多く生まれた。吸血鬼に殺された人は吸血鬼として復活する、という話もルーマニア民話から始まった。