女優チョン・ジヒョンさんの携帯電話の内容が違法にコピーされた事件を捜査しているソウル地方警察庁広域捜査隊は5日、SKテレコム本社に対し家宅捜索を行った。
この家宅捜索では、チョン・ジヒョンさんの携帯電話コピー事件にSKテレコム内部の関係者が介入した形跡があるかどうかが調べられた。同隊犯罪捜査第1チーム関係者は「携帯電話端末機はESN(電子固有番号)が分かればコピーできる。携帯電話のESNを知ることができる場所は、携帯電話機メーカー・通信会社・代理店の3カ所だ。SKテレコムの内部関係者がこれを流出させたのかどうかを確認するため、データを入手した」と述べた。これに対し、SKテレコム関係者は「捜査には十分協力しており、特に疑われる部分もなく終わったと思う」としている。
警察は、チョン・ジヒョンさんが所属するサイダスHQのチョン・フンタク代表に対し、早ければ来週中にも再出頭を要請するものとみられている。同隊関係者は「今日入手したデータを元に再捜査してから出頭の日程を決める。早ければ来週ごろになるだろう」と今後の見通しを語った。