シム・ウナが入学願書提出

夫と放送通信大へ


 女優シム・ウナ(37)が今年3月、夫のチ・サンウクさん(44)とともに、韓国放送通信大に入学する見通しとなった。シム・ウナは同大の文化教養学科に、チさんは法学科に入学願書を提出し、審査結果を待っている。だが、同大の関係者は「現在、すべての学科で定員割れが続いているため、入学を認めるべきでない特別な事情がない限り、志願者は全員合格できる」と話している。なお、合格者は4日に正式に発表される予定だ。

 シム・ウナは高卒だが、夫のチさんは延世大土木工学科を卒業後、米スタンフォード大で土木工学修士、東京大で建設経営学博士の学位を取得している。なお、チさんは2003年から、自由先進党の李会昌(イ・フェチャン)総裁の補佐役を務めてきた側近中の側近だ。昨年の総選挙では同党のスポークスマンを務め、最近は著述活動に専念している。

 チさんは記者の電話取材に対し、「まだ大学が合格者の発表をしていないのに、何も言えることはない」と回答をためらった。だが、相次ぐ質問に対し「女優生活を続ける中で、やりたい勉強もできなかった妻が、今後の子どもたちの教育や自分の教養のために大学へ入ることを希望した」と語った。

 一方、チさんは博士学位を有している自分が再び大学へ入ることについて、「放送通信大は一般の大学とは違い、同じ学科の友人と付き合う機会も少ないのではないか。一人で勉学に励まなければならない妻が寂しがらないように、一緒に勉強することを決めた」と話した。また、「静かに勉学に励むため、通信教育を中心とする大学を選んだが、周りでうわさが流れたため、かなり負担に感じている」とした上で、「法学という学問も、個人的に勉強してみたいと思っていた」と語った。なお、シム・ウナは記者の電話取材を拒否した。シム・ウナ夫妻は2005年に結婚し、2歳10カ月と1歳2カ月になる娘がいる。

クァク・アラム記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース