興行成績:『牛の鈴の音』が5万人突破


 『牛の鈴の音』(イ・チュンリョル監督、スタジオ・ヌリンボ制作)が韓国ドキュメンタリー映画の興行の歴史を塗り替えた。

 制作会社によると、同映画は29日までに累積観客動員数5万4039人を記録し、韓国のドキュメンタリー映画の中で最高の観客動員数を記録した『飛翔』(3万9072人、韓国映画年鑑調べ)を軽く超えた。

 また『私たちの学校』が劇場上映と共同体での上映を合わせて10万人ほど動員したが、劇場上映だけで5万人を超えた作品は『牛の鈴の音』しかない。

 30年間苦楽を共にした老いた牛と田舎の老夫婦の特別な友情を淡白に描いた『牛の鈴の音』は、公開初週に7スクリーンでスタートしたが、観客たちの口コミが広がり、現在34スクリーンに増えた。

 制作会社の関係者は「観客動員の速度が、インディペンデント(自主制作)映画の中で最高記録を持つ『ワンス』より早く、『ワンス』の20万人を超えることができるだろうと見込んでいる」と語った。

チャン・ソユン記者
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