女優チョン・ジヒョンさんの携帯電話の内容が不正にコピーされた事件に関し、チョン・ジヒョンさんが所属するサイダスHQのチョン・フンタク代表は29日早朝、警察に出頭したが、参考人ではなく「被内査者」(正式に立件されてはいないが、容疑を受けている者)として取り調べを受けていることが分かった。
当初、チョン・フンタク代表は午前10時にソウル警察署広域捜査隊に出頭し、事情聴取を受ける予定だった。しかし、チョン・フンタク代表はマスコミの目を避け、午前6時30分ごろ弁護士と共に到着し、現在も警察の取り調べを受けている。
警察関係者は同日午前、スポーツ朝鮮との電話インタビューで「参考人としてではない。チョン・フンタク代表が介入した形跡が随所に見られるため、容疑は避けられないものと思われる。詳細は取り調べ終了後に明らかになるだろう。今回の携帯電話コピー事件にどの程度まで介入していたのかを調べている」と語った。
具体的には、携帯電話のコピーが公的な目的だったのか、それとも個人的な目的だったのか、別のタレントに対する携帯電話コピーも行われたのかなどについて、取り調べが進められている模様だ。
今日の取り調べでは、チョン・フンタク代表が個人的な目的に情報を利用していたかどうかがポイントになるものとみられる。
スポーツ朝鮮の21日の取材では、移動通信会社SKテレコムがチョン・ジヒョンさんに対し、違法な携帯電話コピーが疑われることを通知、その後所属事務所では携帯電話のメールが見られなくなっていたことが確認されている。