俳優キム・スンウが、自身をめぐる三つのデマに反論した。
キム・スンウは28日に放送されたバラエティー番組『黄金漁場』(MBC)の人気コーナー「ヒザ打ち道士」で、妻で女優のキム・ナムジュとの契約結婚説、第一子が黒人という説、そして自身が財閥一族の御曹司という説について、一つ一つ解き明かした。
「(火のないところに煙は立たないというが)火がないのに煙が立っちゃって…」と、どうしてこんな説が出回っているのか分からずあきれた様子のキム・スンウ。三つともデマであることを強調しつつ、慎重に口を開いた。
キム・ナムジュとの契約結婚説については、「結婚するとき、“どうしてあのキム・ナムジュがバツイチのキム・スンウと結婚するの?」という感じで、周囲の反応は冷たかった。3年ほどキム・ナムジュと一緒に暮らせば、キム・スンウは今後の作品出演が保障されるという話を聞いたこともある。まったく小説みたいな話」と強く否定した。
また、キム・ナムジュが生んだ子供がキム・スンウの子供ではなく、スポンサーの子供だという説については、さらにあきれた様子だった。二人の第一子である長女ラヒは韓国人離れした顔立ちで、色黒だという話が紹介されたことから、「黒人の子供」といううわさが流れた。
キム・スンウは「娘の実の父親は黒人といううわさを聞いたとき、本当にあきれた。僕に似て肌が黒い方だが、父親が僕じゃないなんて、胸が詰まる思いだった」と吐露した。
さらに、司会のカン・ホドンとユ・セユンに携帯電話に入っている娘の写真を見せ、うわさが事実でないことを証明した。娘の顔をテレビに出さないことについては、「自我がまだ完全には形成されていない子供が、有名人の親を持つためにいろいろ言われるのは嫌だから」と説明した。
最後に、「ヒット作があまりないのにロングランを続けているのは実家が金持ちだから」といううわさについては、「中学校のころまで13坪(約43平方メートル)の小さな団地で一家4人が暮らしていた。おなかいっぱい食べたいと思い、チャジャンめん(安くて人気のある韓国風ジャージャーめん)の出前を取ってから、わざと伸びためんを食べたりした」と、決して豊かではなかった子供のころの暮らしぶりを語った。
キム・スンウは同番組で、前妻イ・ミヨンとの離婚からキム・ナムジュとの再婚を決心するまでの悩みなどを率直に語った。