イ・ミンホ、チョン・イルら若手がドラマで大活躍


 韓国ドラマに20代前半のイケメンたちが旋風を巻き起こしている。

 イ・ミンホ、キム・ボムらで話題の『花より男子』(KBS第2)と、チョン・イル主演の『帰ってきた一枝梅』がそれぞれ月火、水木ドラマで急速に視聴率を伸ばしている。

 イ・ミンホとチョン・イルは1987年生まれ、22歳の同い年で高校時代から友達として友情を育んできた仲だ。また、1989年生まれのキム・ボムは、チョン・イルが脚光を浴びたシチュエーション・コメディー『思いっきりハイキック』(MBC)で、同い年の友達役として出演。チョン・イルとは違う魅力で人気を呼んだ。

 現在、イ・ミンホとキム・ボムは、『花より男子』でイケメン財閥御曹司4人組「F4」のメンバーであるク・ジュンピョとソ・イジョン役をそれぞれ演じ、ドラマの人気を牽引している。

 また、チョン・イルのドラマデビュー作『帰ってきた一枝梅』は、第1話から水木ドラマ枠で視聴率トップに躍り出た。

 特に『花より男子』の人気の勢いはすさまじい。30%前後の視聴率をマークし、月火ドラマの視聴率争いで独走していた『エデンの東』を猛追。3週目には週間視聴率3位(以下TNSメディアコリア調べ)へ順位を上げ、『エデンの東』にわずか1.0ポイント差まで詰め寄った。

 『花より男子』は、ヒロインのク・ヘソン(クム・チャンディ役)を除くと、主演を務める俳優が全員新顔。その点で、ソン・スンホン、ヨン・ジョンフン、ハン・ジヘら若いスターとユ・ドングン、イ・ミスク、チョ・ミンギらベテランが支えている『エデンの東』と、対等に視聴率争いをしているのは実に驚くべきことだ。

『帰ってきた一枝梅』は21日放送分の第1話が18.5%、22日放送分の第2話は17.1%を記録し、2話連続で水木ドラマの視聴率1位に躍り出た。

 水木枠は、先日『総合病院2』(MBC)と『風の国』(KBS第2)が終了し、新しく編成された『キョンスクと父さん』(KBS第2)が旧正月特集の4部作との競合。後枠『憎んでももう一度』(KBS)が始まってから、『帰ってきた一枝梅』と本格的な対決を繰り広げる予定だ。

しばらく見られなかった新人たちの活躍が、どこまで続くのか見守りたい。

キム・ウング記者
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