興行成績:『レッドクリフ2』が旧正月連休1位


 『レッドクリフPart2』(以下『レッドクリフ2』)が旧正月連休中に公開された作品のうち、観客動員数で1位を獲得した。

 映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークが26日に発表したところによると、『レッドクリフ2』が旧正月連休ボックスオフィスのトップに輝いたという。同映画は先週末44万3452人の観客を動員し、累積観客数58万8683人を記録した。

 中国最古の古典であり世界的なベストセラー『三国志』のクライマックスを映像化した『レッドクリフ2』は、ジョン・ウー監督が構想に18年を費やした。

 膨大な小説の中、戦闘を物語の中心として脚色。華麗で壮大ながらも、緊張感あふれる戦争スペクタクルが再現されたという評価だ。

 2位にはトム・クルーズ主演の『ワルキューレ』がランクイン。同映画は先週末31万249人、累積で40万8194人を動員。この映画はヒトラー暗殺計画の首謀者、クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐の実話をリアルに描いた作品だ。

 北米地域で興行成績が振るわず、多少重いテーマを扱っているが、トム・クルーズの韓国での宣伝効果が功を奏した。トム・クルーズは16日に来韓し、「親切なトムおじさん」というニックネームがつけられるほど、韓国ファンに親しみやすい姿を見せていた。

 チョン・ジュノ、チョン・ウンイン、チョン・ウンテクら「チョントリオ」で話題の『遺憾な都市』は3位にとどまった。同映画は、先週末24万9714人、累積観客数33万5793人を記録。軽いタッチのコメディーという点と、俳優たちの認知度が高いことからある程度のヒットが予想されていた。4位は『スピード・スキャンダル』、5位には『霜花店』が続いた。

キム・ゴヌ記者
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