ドラマ『エデンの東』(MBC)のロケ地となっている外国人専用のカジノ「セブンラック」がにぎわっている。
ソウル市江南区三成洞にあるこのカジノで同ドラマの撮影があるたび、ソン・スンホンを一目見ようと大勢の日本人ファンが押し寄せるからだ。
同カジノを運営するグランド・コリア・レジャー側によると、14日午後に同ドラマの撮影が行われたときも、30-50代の日本人女性約30人がカジノを訪れ、そっと撮影の様子を見守っていたという。
グランド・コリア・レジャーの関係者は「週1回ほどセブンラックで『エデンの東』のロケが行われているが、毎回のように日本人ファンが見学に来ている。今日(14日)も午後に撮影が行われたが、撮影開始を待ちながら、午前中からゲームをしている日本人女性がたくさんいた」と話した。
日本人女性たちがこのカジノを訪れる理由は、ほとんどが同ドラマの主人公イ・ドンチョル役を演じているソン・スンホンを見るためだ。女性たちは木彫りのソン・スンホン人形など手作りのプレゼントや花などを持ってソン・スンホンを待ち、ソン・スンホンが姿を現すと歓声を上げる。
東京から来たスズキ・サトコさん(42)は「このカジノでソン・スンホンさんが出ているドラマの撮影があるという話を聞いて、昨日(13日)ソウルに来た」とし、千葉から来たミネカワ・ヨシミさん(46)は「6年前、ソン・スンホンさんのファンになった。ソン・スンホンさんに会えてうれしい」と笑った。
グランド・コリア・レジャー側は「現在の反応から見て、『エデンの東』が日本と中国に輸出された場合、多くの観光客を誘致できるのではないかと期待している」と話した。
同社はこの日カジノを訪れた日本人ファンたちに、ソン・スンホンのブロマイドをプレゼントしたそうだ。