「チャン・ジニョンの闘病記出版は事実でない」


 現在、胃がんを治療するため入院している女優チャン・ジニョンについて、歌手チョ・ヨンナムが「闘病記が出版される」と発言したが、所属事務所イェダン・エンターテインメントは「事実ではない」と否定した。

 同事務所関係者は「現在治療を受けているチャン・ジニョンに関する本が出るということ自体、理にかなっていない。チャン・ジニョンは女優である前にがん患者なのだから、確認もせずにこうした話が出るのは大変困惑する」と語った。

 チャン・ジニョンの闘病記出版説は、9日午後に放送されたMBC標準FM『チョ・ヨンナム&チェ・ユラの今はラジオ時代』のチョ・ヨンナムの発言に端を発する。チョ・ヨンナムは「MBCのある記者が、チャン・ジニョンの闘病を見守った印象を本にして出版する」と発言した。

 これについて、事務所関係者は「キム・ナムス先生のはり・きゅう関連本出版が誤って伝わったようだ。8日には“李明博(イ・ミョンバク)大統領の夫人である金潤玉(キム・ユノク)夫人から完治を祈るというカードがチャン・ジニョンに届いた”という報道があったこともあり、行き過ぎた関心がかえってチャン・ジニョンの治療に悪影響を及ぼすのではと懸念される」と話している。

 キム・ナムス氏は鍼灸(しんきゅう)院を経営、チャン・ジニョンにも施術し話題になったが、はり・きゅう治療の資格をめぐり、韓国漢方医学界と対立している人物だ。また、金潤玉夫人のカードの件についても、同事務所関係者は否定している。

 チャン・ジニョンは昨年9月に胃がんと診断されたため、全活動を中止し治療に専念している。昨年11月29日放送されたMBC『ニュース・フー』では「キム・ナムス先生のはり・きゅう治療と病院の抗がん剤治療を並行している。今もハイキングに行ったり、映画を見たり、ショッピングをしたりと、ほぼ普通の生活をしている」と近況について語っていた。

キム・ヨンウン記者
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