真冬に楽しむ水遊び

 水遊びの季節は夏だけではない。最近は冬でも水遊びを楽めるスポットが増えている。京畿道の大型ウォーターパークは屋内はもちろん、屋外にも温水プールがあり、季節に関係なく水遊びを満喫することができる。ウォーターパークには肌に効果的なハーブ湯、漢方湯など、さまざまなスパ施設もあり、女性客に好評だ。100%温泉水を使用したプールは老若男女の心と体をポカポカに温めてくれる。

◆真冬に波乗り

 真冬でも波乗りをしながら水遊びを楽しめるところといえば、竜仁エバーランド・カリビアンベイの屋内プール。全長150メートルの人工浜には高さ1.2メートルの波が押し寄せる。浜辺にはヤシの木まであり、熱帯の海辺のような雰囲気を醸し出しているだけでなく、滑り台や水鉄砲などの遊具もそろっている。室内の温度は26度。水温は29度に維持されているため、まったく寒さは感じない。水の上にプカプカ浮いて楽しむ流水プールは、深さ60-80センチで全長250メートル、幅10メートルという広さ。秒速2-3メートルで流れる波に乗って泳いでいくと、屋内から屋外につながるプールを一回りすることができる。屋外にあるプールでは雪の降る日に、雪の中で水遊びができる。

 ウォーター・スライドもスリル満点だ。一人用と二人用のチューブ・スライドが別にあり、高さ20メートルからスタートし、くねくね曲がるS字、V字、U字型のコースを通過しながらの急降下、急カーブを楽しめる。

 屋外にある広さ500平方メートル、水温38度の「バデプール」は雪の中でも泳ぐことができ、強い水の流れにはマッサージ効果もある。

 安養市万安区石水洞にある安養ウォーターランドは屋内のみのウォーターパークで、真冬でも十分水遊びが楽しめる。特に浮き輪で遊べる流れるプールが魅力で、まるで川を下っているような気分になれる。水深は1メートル程度。周りには人口の滝やトンネル、橋などがある。このほか、波のプールやスパもある。広さは3300平方メートルで、1200人まで同時収容可能だ。



◆泡風呂からハーブ湯まで

 広州市退村面のスパグリーンランドは60種におよぶお風呂が自慢。露天風呂はハーブ湯、松湯、漢方湯、硫黄湯、別府湯があり、真冬でも利用できる。別府湯は日本の別府温泉の温泉成分を配合した温泉だ。

 屋内ではドクターフィッシュ・ゾーンが人気。ドクターフィッシュとは人間の肌の角質を取り除いてくれる魚のこと。この魚は34-40度の水温を好み、角質やアトピー皮膚炎の改善、お肌の保護に効果的だ。バブル湯は120の穴からジェット噴射でマッサージをしてくれる。このほかキノコ滝の湯、酒湯、緑茶湯、ワイン湯、ハーブ湯など、さまざまなスパが楽しめる。

 これに加え、韓国伝統の汗蒸幕、炭黄土サウナ、塩サウナ、ピラミッド宝石サウナ、氷の部屋などの施設も人気。

◆温泉で水遊び

 利川市新葛里のテルメデンは地下800-1200メートルから汲み上げた天然の温泉水を使用している。水温は平均40度。

 広さ500平方メートルと700平方メートルの二つの屋外プールは100%温泉水を使用。ガラスで仕切られたプールで、冬でも寒さを感じずに水遊びを楽しむことができる。広さ900平方メートルの屋内プールにも温泉水が使用されており、ジェット噴射でマッサージ効果を得ることもできる。子どもたちには12メートルと14メートルの滑り台が人気だ。お肌がツルツルになるレモン湯、ジャスミン湯、牛乳湯、イチゴ湯、米湯、ザクロ湯、ミカン湯は特に女性客にお勧め。

イ・ジェジュン記者
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