チュ・ジフン「シン・ミナとのラブシーンに感謝」


 俳優チュ・ジフンが天才コック役に初めて挑戦した映画について語った。

 7日、ソウル市江南区狎鴎亭洞の芸ホールで『キッチン』(ホン・ジヨン監督、秀フィルム制作)の制作報告会が行われた。主演のチュ・ジフンは「素直な気持ちで演技することに努めた作品」と感想を語った。

 チュ・ジフン、シン・ミナ、キム・テウ主演の『キッチン』はレストランを舞台にした男女3人の三角関係を描いた作品。

 チュ・ジフンは留学経験のある天才コック・ドゥレを演じ、親しい先輩の妻モレ(シン・ミナ)をひそかに愛するようになる。

 この役について、チュ・ジフンは「ドゥレは自分の気持ちに正直で自由奔放な男。23歳という設定なので、そのころの自分を思い出しながら演じました」と語った。

 また、「好きな人ができたら、理由なんてなくても“この人が好きだ”と感じるでしょ? そういうものを素直に、そして純粋に表現したかった」とも。

 役作りのため料理も習った。「映画で料理をするところが上手に見えるように、西洋料理を習いました」。そして、上半身ヌードもあるのでダイエットをしたことも告白。「真夏の減量だったので死ぬほど大変で…」と笑った。

 最後に、KBSドラマ『魔王』以来2回目になるシン・ミナとの共演について「親しい芸能人仲間はあまりいないのですが、シン・ミナさんとは2回目の共演なので安心できました。ちょっと際どいラブシーンもあったけど、“一緒にやってくれてありがとう”と思いました」と語った。

 2月5日公開の『キッチン』は、短編映画『たそがれ日記』の監督で、『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』を脚色した新人のホン・ジヨン監督がメガホンを取っている。

チャン・ソユン記者
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