『花より男子』の人気がものすごい。
6日放送された『花より男子』(KBS第2)は、17.6%(7日、TNSメディアコリア調べ)を記録し、前日放送された初回の14.3%より3.3ポイント上昇。この調子でいけば、20%突破も難しくないと思われる。
KBSは『花より男子』の善戦で久しぶりに胸をなで下ろしているようだ。これまでKBSで放送された月火ドラマの期待作が、相次いで1けたの視聴率で惨敗を帰していたためだ。
『花より男子』は、原作漫画の人気で放送前からキャスティングなど多くの話題を呼び、若年層をターゲットとしたドラマということで、冬休みシーズンに放映されるという点も視聴率上昇の要因になっていると分析される。
一方、同時間帯に放送されている『エデンの東』(MBC)は28.2%で前日より0.2ポイントアップし、『テロワール』(SBS)は7.5%で前日より0.1ポイントダウンした。
おもしろいのは、『花より男子』の視聴率が大幅にアップしたのにもかかわらず、ライバルドラマの視聴率には大きな変化がなかったという点だ。『花より男子』は既存のテレビ主視聴層といわれる30-40代ではなく、10-20代の新しい視聴層を確保したと見られる。
また、AGBニールセン・メディア・リサーチの調べでは『花より男子』が13.7%、『エデンの東』は28.5%、『テロワール』は8.8%だった。