20代前半で親友同士の俳優イ・ミンホとチョン・イルが韓国ドラマ界に新たな風を吹き込めるかに注目が集まっている。
イ・ミンホは1月5日から放送されるドラマ『花より男子』(KBS第2)で主演を務め、チョン・イルは『総合病院2』の後枠ドラマとして今月スタートする予定のドラマ『帰ってきた一枝梅』(MBC)でドラマ初主演に挑戦する。
イ・ミンホとチョン・イルは1987年生まれの同い年。高校3年生のころから同じ町で育ち、共に俳優への夢を培ってきた親友同士。そんな2人が地上波テレビ局3社のメインとなるドラマで同じ時期に主演を務めることになったのだ。
イ・ミンホは『花より男子』で財閥2世のイケメン高校生グループ「F4」のリーダーとして、平凡な家庭に育ったクム・チャンディと恋に落ちるク・ジュンピョ役を演じ、チョン・イルは『帰ってきた一枝梅』で朝鮮時代の義賊「一枝梅」役を演じる。
この2つのドラマは両方とも漫画を原作にした作品。『花より男子』は日本の人気漫画が原作で、『帰ってきた一枝梅』は漫画家コ・ウヨン氏が1970年代の新聞に連載していた『一枝梅』が原作だ。
最近のドラマで20代前半の俳優が主演を演じた作品がほとんどないことから、この2人が次世代の韓国ドラマを率いる期待株として浮上するか、その行方が注目される。また、直接的な競争関係ではないものの、月火ドラマ、水木ドラマに出演する2人がそれぞれどれくらいの視聴率を記録することができるか、プライドをかけた対決の行方にも注目が集まっている。
イ・ミンホは最近行われたイーデイリーSPNのインタビューで、「同じ曜日に放送されるドラマにならなくてよかった。『花より男子』の主演にキャスティングされた後、イルからお祝いの食事をおごってもらった」と笑顔で答えた。