来年1月にスタートする新大河ドラマ『千秋太后』(KBS第2テレビ)で、主演のチェ・シラはスタントマンなしでアクションをこなそうと考えるほど、このドラマに賭けている。
チェ・シラは19日、忠清北道丹陽郡文化芸術会館で行われた『千秋太后』制作発表会で、「アクションシーンを100%一人でやるとは言えないが、できれば自分でやろうと思っている」と語った。
『千秋太后』は大帝国を夢見て、高麗のため、周辺国による侵略を阻もうと自ら戦地に赴く女戦士「千秋太后」の生涯を描くドラマ。このため、チェ・シラは5月からアクションスクールに通い、弓・剣・乗馬を特訓してきた。7月には乗馬の練習中に落馬し、右骨盤を骨折したことも。
チェ・シラは「撮影前は特に強い思い入れはなかったのに、カメラが回り始めると気になる。カメラが近づけば、代役なのかどうかすべて分かってしまいそう。だから自分でやるしかない。俳優も女優もみんな、きっとそういう気持ち」と、スタントマンなしの撮影を当然のことのように語った。
また、今回演じる役については「やったことのない役だからか、大変というより面白いという気持ちの方が大きい。このドラマの女優のアクションシーンは“チラ見せ”ではなく、重要な部分を占めている。チャレンジ精神もわいて、面白くなりそう」と意欲を見せた。