イ・ヨウォン、『善徳女王』に主演決定


 イ・ヨウォンは来年上半期に放送予定のMBC大河ドラマ『善徳女王』(キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン脚本、パク・ホンギュン、キム・グンホン演出)の主役に大抜てきされた。これは、MBCが19日に確定・発表したキャスティングで明らかになったもの。

 イ・ヨウォンが演じる徳曼王女は真平王の娘。後に新羅第27代の王で、韓半島(朝鮮半島)の歴史上初の女王でもある「善徳女王」になる人物だ。男児に恵まれなかった父の意向により、幼少のころから王位後継者として教育を受け、成長する。

 その後、美と知性、カリスマ性を合わせ持つ女性になった徳曼王女は、さまざまな困難を乗り越え即位。キム・ユシン将軍や金春秋(キム・チュンチュ)らを従え、三国統一の基盤を築くことになる。

 一方、イ・ヨウォン演じる善徳女王の政敵で、新羅時代随一の「魔性の女」ミシル役にはコ・ヒョンジョンが決まった。二人はドラマのストーリー展開を率いるツートップとして、その存在感を遺憾なく発揮するだろう。

 徳曼王女役には当初、ソン・ユリら若手女優の名前が有力候補として挙がっていたが、最終的には安定した演技力と優雅なイメージを持つイ・ヨウォンに決まった。

 ドラマ『ファッション70s』『外科医ポン・ダルヒ』、映画『光州5・18』(原題『華麗なる休暇』)など、ヒット作に次々と主演し、高く評価されてきたイ・ヨウォンだけに、今回の大河ドラマも再び評判になるのは間違いないだろう。イ・ヨウォンの時代劇出演は2002年のSBSドラマ『大望』以来7年ぶりだ。

 『善徳女王』は『ニューハート』のパク・ホンギュン・プロデューサーと、『イサン』のキム・グンホン・プロデューサーが演出を手掛け、『宮廷女官チャングムの誓い』のキム・ヨンヒョンが脚本を担当する期待作。全50話で来年5月スタートの予定だ。

キム・ヒョンロク記者
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