キム・ミンソンら『女子高怪談』の3人が露出対決

キム・ミンソン&ソン・ジヒョ&キム・オクビン


 映画『女子高怪談』シリーズでスクリーンデビューを飾った旬の若手女優キム・ミンソン、ソン・ジヒョ、キム・オクビンが今度は「露出」で競い合う。

 3人は『女子高怪談』シリーズでデビューした。『女子高怪談』は韓国ホラームービーの伝統を引き継いでおり、新人女優の登竜門的な役割を果たしてきた。今年の大韓民国映画大賞で主演女優賞に輝いたコン・ヒョジンも、デビューは同シリーズだった。

 キム・ミンソンは同シリーズの第2弾『少女たちの遺言-MEMENTO MORI-』(1999年)で人気が出た。演じたのは死んだ友達の日記を見つける女子高生ミナ役。そして、今年の映画『美人図』では大胆なヌードやハードなベッドシーンに挑戦した。

 『美人図』は公開前から「どこまで見せるか」に関心が寄せられていた。公開されたベッドシーンは叙情的な音楽をバックに、キム・ミンソンの流れるような美しいボディーを生かし、美しくはかない映像に仕上がっている。『美人図』は現在、観客200万人を突破、韓国映画の救世主的な作品になっている。

 ソン・ジヒョは同シリーズ第3弾『狐怪談』(2003年)でデビュー。バレエコンクールに出場する校内代表に選ばれようと、キツネが願いをかなえてくれるという「キツネ階段」を登るジンソン役を演じた。女子高生たちはコンプレックスを抱え、いろいろな願いをキツネにかけるが、ソン・ジヒョはそれが「のろい」となりわが身に降りかかる様子を見事に演じ、好評を博した。

 今月公開の『霜花店』で、ソン・ジヒョは大人の女優への脱皮を図る。『霜花店』で演じるのは王妃役。王の代わりに護衛武士ホンリム(チョ・インソン)を初めての男として受け入れるという難役だ。公開された映像には、ソン・ジヒョとチョ・インソンがキスから始まり、激しい欲情に任せ互いを求め合う様子が描かれている。ソン・ジヒョのハードな濡れ場がうわさになり、同映画への期待はいっそう高まっている。

 キム・オクビンは同シリーズ第4弾『ヴォイス』(05年)に出演、人けのない音楽室で歌の練習をしていて殺されるヨンオン役を演じた。キム・オクビンは同シリーズ出身女優の中で最も活躍している女優の一人。07年『銭(ゼニ)の戦争-ボーナス・ラウンド』、08年『1724妓生置屋乱闘事件』など、ジャンルを超えて活動の場を広げている。

 キム・オクビンは来年公開の映画『コウモリ』にも出演、暗く冷たいがセクシーなヒロイン、テジュを演じている。そして、ウイルスに感染し吸血鬼になったサンヒョン(ソン・ガンホ)と、致命的な不倫関係に陥る。制作関係者によると、ヒット映画『ラスト、コーション 色|戒』のベッドシーン顔負けという大胆な映像になるそうだ。『コウモリ』は米ハリウッドのユニバーサル・ピクチャーズから投資を受け、北米公開も予定されているため、キム・オクビンのアメリカ進出に期待がかかる。

キム・ゴヌ記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース