『宿命』制作関係者、賃金滞納などで訴えられる


 クォン・サンウ、ソン・スンホン主演の映画『宿命』(キム・ヘゴン監督)の制作関係者が賃金滞納や制作費流用などで告発された。

 韓国映画産業苦情処理申告センターは16日、プレスリリースを通じ、「『宿命』の賃金滞納について調査していたところ、制作関係者が投資会社や監督と親しいことを強調し、制作会社MKトゥソン・コリアに無断で制作費を勝手に流用していたことが分かった。このため、映画制作に多大な支障が生じた一方、制作費の精算が終わらず、スタッフの人件費やそのほかの債務などを制作会社が抱えることになったため、告発を決めた」と発表した。

 これについて、全国映画産業労働組合などは「これが事実なら、賃金滞納にかかわった制作会社に投資制限措置を適用するよう関連部処(省庁)と協議し、映画界から追放するため努力する」とコメントしている。『宿命』はクォン・サンウ、ソン・スンホンという二人の韓流スターの共演で多くの期待を集め3月に公開されたが、興行的には失敗に終わった。

パク・ジョングォン記者
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