今年4月に終了したドラマ『人生最後のスキャンダル』(MBC)で主演し、10月に自殺したチェ・ジンシルさんに、「2008年MBC演技大賞」受賞の可能性が出てきた。
チェ・ジンシルさんはこのたび、30日午後9時55分にMBC放送センター(ソウル市永登浦区汝矣島洞)から生放送される「2008年MBC演技大賞」の最優秀女優賞にノミネートされた。チェ・ジンシルさんは『ラブ・トレジャー-夜になればわかること-』のキム・ソナ、『おばさん刑事パク・チョングム』のペ・ジョンオク、『エデンの東』のイ・ミスクと共に候補に上がった。最優秀賞にノミネートされると、自動的に大賞にもノミネートされるため、チェ・ジンシルさんが大賞を受賞できるかどうかにも関心が高まっている。
チェ・ジンシルさんは、「韓国版アラフォーのロマンチック・コメディー」ともいえる『人生最後のスキャンダル』でチョン・ジュノと共演。チリチリのおばさんパーマに印象深い演技で「アジュンマレラ(アジュンマ〈韓国語で“おばさん”〉+シンデレラ)」シンドロームを巻き起こした。
同ドラマは20%近い視聴率をマークし、大好評のうちに終了したことから、『人生最後のスキャンダル2』の制作が話し合われていたが、その最中の10月2日、チェ・ジンシルさんはインターネット上の中傷的な書き込みを悲観し、自宅で自殺した。