焼酎のCMに旬の美女が勢ぞろい


 焼酎のCMで繰り広げられている美女スターたちの対決が話題だ。

 斗山の焼酎「チョウムチョロム」のイ・ヒョリ、眞露「チャミスル」のハ・ジウォン、真露「J」のソン・ヘギョに続き、ソン・ダムビが金福酒「チャムソジュ」で加勢したことにより、4人のCM対決に注目が集まっている。

 今でこそ美女スターたちの専売特許のような焼酎のCMだが、1990年代半ばまで焼酎のCMモデルといえば男性一色だった。アルコール度数が高く、主な消費者が男性だったからだ。しかし、1990年代後半にイ・ヨンエがモデルとして登場した焼酎のCMが予想外の成功を収めてから、焼酎のCMに続々と女性スターが起用されるようになった。


 焼酎のアルコール度数が低くなったのも、酒類業界が女性モデルを好むようになった決定的な要因の一つだ。明るく純粋なイメージで消費者にアピールするため、イ・ヨンエ、ファン・スジョン、パク・ジュミなど清純なイメージの女性スターが焼酎のCMモデルとしてまず登場した。

 その後に続いたのはソン・ユリ、キム・テヒ、ナム・サンミ、ク・ヘソン。明るく若々しいイメージで消費者にアピールした。特にソン・ユリとキム・テヒが向かい合って焼酎を飲んでいるような雰囲気を演出したCMが人気を集めた。この時期、インターネットの「オルチャン(美女・美男の意)」出身という共通点を持つナム・サンミとク・ヘソンがライバル酒類メーカーのモデルに起用されたことにより、新たな戦いの構図ができ上がった。

 次に登場したスターはキム・アジュン、イ・ヒョリ、ハ・ジウォン。この3人はこれまでのモデルとは違い、健全なセクシーさを前面に出したCMで若い消費者にアピールした。

 ここにシックで清潔な魅力のソン・ヘギョと、新たなセクシースターとして人気急上昇中のソン・ダムビが加わり、焼酎のCMは会社同士の広告合戦というだけでなく、美女スターたちのプライドを懸けた対決の場へと発展している。

イ・スミ記者
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