現在、韓国でヒット中の映画『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』が日本でも話題だ。
日本のベストセラー漫画を原作にした『アンティーク』は、制作当初から日本のバイヤーたちが狙っていた作品。来年5月のゴールデンウィークに公開される。
このように同映画が日本で人気を得ている大きな理由の一つは、まさに主演を務めるチュ・ジフンだ。ドラマ『宮~Love in Palace』(MBC)、『魔王』(KBS)が次々と日本で放送され、韓流スターとして踏み出したチュ・ジフンの映画デビュー作『アンティーク』ということで、日本のファンの間で話題になっている。
チュ・ジフンは2002年からモデル活動を始め、以後さまざまなファッションショーで頭角を現し、最高の男性モデルにまで上りつめた。
そんな彼が俳優として本格デビューしたのは、2006年ドラマ『宮~Love in Palace』』を通じてだ。チュ・ジフンは厳格な宮の規律の中で孤独に生活していたが、皇太子妃チェギョン(ユン・ウネ)と出会い、心を開き始める皇太子イ・シンを演じた。
演技経験がほとんどなかったため、ドラマ前半では演技力を疑問視する声もあった。しかし、ドラマが後半に進むにつれ、本当の皇太子のような気品ある姿や、無愛想ながらも爽やかな好青年の姿を見事に演じ、その年の「MBC演技大賞」男優新人賞を受賞した。
翌春、彼はドラマ『魔王』でオ・スンハ役として、再びブラウン管に帰ってきた。オ・スンハは12年前に目撃した兄の死の復讐をするため、巧妙な殺人を繰り広げる冷酷な人物。チュ・ジフンは、痛みと秘密を抱えた二つの顔を持つオ・スンハを完璧にこなし、“チュ・ジフンの再発見”という賛辞で演技力を認められた。
ドラマに続き彼が挑戦したのは映画だ。イケメン4人の出演で公開前から話題になっていた映画『アンティーク』で、彼は暗い過去を持つ二枚目半のケーキショップオーナー、キム・ジンヒョクとして変身に成功した。
実際、俳優チュ・ジフンがこれまで出演した作品はあまり多い方ではない。しかし彼は少ない作品の中でも、日々成長する演技力とイメチェンで、いつの間にかテレビ界と映画界の期待の星として浮上した。
現在チュ・ジフンは、キム・テウ、シン・ミナとともに映画『キッチン』を撮影している。同映画は、ひょんなことから一緒に暮らし始めた夫婦と青年の、奇妙な同居生活を描いた作品だ。
華やかな皇太子と孤独な青年、天使の顔を持った弁護士と復讐に燃える殺人鬼、二枚目半のケーキショップオーナーに続き、自由な青年に変身したチュ・ジフンの姿が今から楽しみだ。