「偶然にチャンネルを回して見たのだが、ユ・ジテが出ている映画だと思った」
10日スタートした新しい水木ドラマ『スターの恋人』(SBS、プ・ソンチョル演出、オ・スヨン脚本)に対する視聴者の反応はさまざまだ。
視聴者は、ひとまず映像は素晴らしいが、ストーリーについては、簡単に先が読める設定ではないのかと指摘している。また、チェ・ジウ、ユ・ジテなど主演俳優の演技に対する反応も違っていた。
視聴者掲示板では多くの人が「1本のミュージックビデオを見たような感じ」「映画のような映像」と映像美を褒めた。だが一部の視聴者は、「映像美を意識しすぎて俳優の演技やキャラクターがうまく捕えられていない感じ」と不満を表した。
ストーリーや主演俳優の演技に対しても評価はさまざまだ。
ある視聴者は「必然を装った説得力のない偶然が重なった」とし、劇中のイ・マリ(チェ・ジウ)とキム・チョルス(ユ・ジテ)のあり得ない相次ぐ出会いに疑問を抱いた。
チェ・ジウの演技に対する反応もいろいろだ。「やはり涙の女王」と演技を褒める人もいれば、「『冬のソナタ』や『天国の階段』とどこが違うのか」という意見もあった。
『スターの恋人』がドラマ初出演になるユ・ジテに対しては、「声のトーンが安定している」「感性的な演技がうまい」という意見がある反面、「地味だ」という声もあり、ユ・ジテがまだ映画の演技から抜け出せていないのではないかという疑問も感じさせた。
このような視聴者の指摘と関連し、同ドラマのプ・ソンチョル・プロデューサーは「映像美も重要だが、ドラマで重要なのはキャラクターが生きること。初回では人物説明に重点を置くあまり、キャラクターを生かし切れない面もある。第2話から本格的にストーリーが展開されれば、ちょっとずつ良くなるだろう」とコメントした。
なお、10日放送された『スターの恋人』初回は9.5%(TNSメディアコリア調べ)の視聴率だった。
ムン・ワンシク記者
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