過度の出演料を要求したとして、ドラマ制作社協会から無期限のドラマ出演停止処分を受けた俳優のパク・シニャンは10日、公式ホームページを通じ、初めて現在の心境を語った。
パク・シニャンのメッセージは「(出演作品である)『風の絵師』と(主人公の画家)金弘道(キム・ホンド)への声援に感謝する。早期に新しいプロジェクトでお会いしたい」という一文で始まっている。
パク・シニャンは、8カ月間に及ぶロケの苦労、ファンの声援について触れた上で、ロシア留学時代を思い出し、言葉を選びながらこうコメントした。
「冬が来るとロシアで演劇留学をしていたころを思い出す。厳しい寒さがわたしを鍛え上げた時期だった。心から演技や芸術について悩み、信念、信頼、そして愛について考えた。人生を懸けてそうしたことの意味合いをあるがままに考え抜いた。毎年厳しく長い時間が過ぎると、必ず野原に花が咲いた。黄色いタンポポだった。タンポポが一面に咲いている光景がそんなにも美しいことを初めて知った。とても弱々しい花が長く厳しい冬にいともたやすく打ち勝ち、笑いながら世界を黄色に染めることに驚きを感じ、感嘆せざるを得なかった。黄色いタンポポが早くたくさん咲くことを願っている」
「冬が過ぎ春が来る」というコメントの内容はまるで無期限のドラマ出演停止処分を受けた現在の心情を描写しているようで注目される。
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