チャン・ドンゴン、WFP広報大使に


 チャン・ドンゴンが国連世界食糧計画(WFP)の広報大使に任命された。

 チャン・ドンゴンは3日、香港のハイアット・ホテルで行われた「クリントン・グローバル・イニシアチブ(CGI)」アジア総会の閉幕式で委任状を受け取った。

 WFPは1961年、開発途上国を対象に食糧援助や緊急救援活動を繰り広げるために設立された国連傘下の機関だ。本部はイタリアのローマにある。

 現在、WFPの広報大使としてハリウッドスターの ドリュー・バリモア、ブラジル出身のサッカー選手カカ、 ウォーレン・バフェット(バークシャー・ハサウェイ会長)の息子ハワード・バフェットなど世界の名士らが活躍している。

 WFP側は、アジアでチャン・ドンゴンの認知度が高く、またチャン・ドンゴン自身が北朝鮮の食糧問題などに関心を持っているという点に注目し、広報大使の職をチャン・ドンゴン側に提案した。

 祖父母と父が北朝鮮出身のチャン・ドンゴンは、WFPの重要な活動分野が北朝鮮への食糧支援であることから、検討を重ねた末、この提案を受け入れたという。

 現在、チャン・ドンゴンは来年公開される映画『ランドリー・ウォリアー(LAUNDRY WARRIOR)』後半の撮影のため、米国と韓国を往復しながら忙しい毎日を送っている。

 1972年生まれのチャン・ドンゴンは、1993年にドラマ『われらの天国』(MBC)でデビューした後、『ファイナル・ジャンプ』『アイシング』『ドクターズ』などで人気を集め、『NOWHERE 情け容赦無し』『友へ チング』『ブラザーフッド』などの映画に出演し、韓国を代表するトップスターになった。

キム・ヨンウン記者
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