sg WANNA BE+「音楽の変化は必然的なもの」

sg WANNA BE+インタビュー(下)


-何か新しい発見、あらためて感じたことはありましたか。

S「もっとたくさんのものを見て、たくさんのことを感じたいという気持ちが大きくなりました。それから、これはファンの方にお会いしてわかったことなんですが、日本にはサイン色紙というものが売られていることを知ってびっくりしました。韓国では普通A4の用紙なんですけど…(笑)。サインをもらう人にとっても価値を感じられ、サインする方もさらに心をこめてしたいと思うようになりますね」

 J「歌というものは、言語が違っても同じ感情を共有できるものだと感じたことです」

 Y「やはり、日本語で歌を歌って感情を伝えるというのはやさしいことではない、ということです。あと、日本では、レコーディングミキサーが2人ずついらっしゃるんだということですね」

-今後、日本でしてみたいことはありますか。

 S「う~ん、もっと積極的で本格的な日本の活動をしたいです。今のように日本と韓国を行き来するのもいいですが、韓国でやっているように日本でも体系的な活動をしてファンの方々ともっと近くで接したいです」

 J「もっと多くの方々が僕たちの歌で慰められたり、元気づけられたりするような、そんな歌手になりたいです」

 Y「富士山に登ってこれからの未来に向かって誓いを立てたいです!」


-イ・ソクフンさん加入後、sg WANNA BE+の音楽性に変化があったように思います。それは意図的だったのでしょうか?

 S「特に意図したことはないです。僕はできればジャンルを問わず、いろいろな音楽をファンの方々にお聞かせしたいだけです。まだお見せしていない僕の音楽や姿も多いので、期待していてくださいね。僕もまた音楽性の高い大衆歌手sg WANNA BE+になるよう一生懸命頑張ります」

 J「僕たちはボーカルグループなので、ボーカルが変われば当然、音楽も変わると思います。なので、意図的ではなく、必然的なものだと思っています」

 Y「いいえ、意図したものではありません」

-イ・ソクフンさんにズバリ、お尋ねします。特に過去のsg WANNA BE+の歌を歌う際、チェ・ドンハさんの歌を意識していますか。最近の歌はとても個性が出ていると思うのですが。

 S「ぜ~んぜん意識していないです(笑)。僕が意識しているのではなく、皆さんがまだsg WANNA BE+のメンバーとしての僕に慣れていないので、そう感じるのではないでしょうか? 最近は僕らしく歌っている、というのは、だんだん僕の歌に実力が付いてきたという意味で、肯定的に考えてくださったらうれしいです」

 3人には、しっかりとしたそれぞれの個性がありながら、グループであってこそ生まれるsg WANNA BE+という「ハーモニー」の素晴らしさを誰よりも知っている。禁断(?)と思ったが、思い切って質問したことにも率直に答えてくれた。そして、本当に歌を愛し、歌で人々を魅了したいという強い思いを持っている彼らの魅力をあらためて再確認できた。

東京=野崎友子通信員

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