BIG BANGがデビュー3年目でK-POP界の頂点に立った。1stアルバムをリリースし、主に10代のファンが多かった当時はアイドルグループに思われていたかもしれない。しかし彼らは単なるアイドルグループを超えて、才能や人気を兼ね備えた新概念の“アイドルグループ”時代を切り開いた。
リーダーのG-DRAGONは6歳の時から芸能活動を始め、SOL(テヤン)は12歳でYGファミリーに加入。T.O.PとV.I(スンリ)も同じような時期から音楽を始めてきた。彼らは若いながらも、実力のあるグループとしてK-POP界に現れた。
頂点に立った今でこそ簡単に“よくやった”と言えるが、若いうちから辛い訓練や慎ましい生活をするということ、その上将来が保障されない道で成功することは決して簡単ではない。彼らの成功の秘訣は何だったのか。
V.Iは「やりたいことをずっとしてきただけ。ただ好きだった。練習生時代、苦労したことは一つも惜しくないし、何の後悔もない。いや、むしろ苦労したからこそ、ここまで上がれたと思う」と述べた。SOLも「好きでやってきたので、結果については何も考えていなかった。あきらめなかった理由の答えは、ただ好きだから」と答えた。
10月28日-11月1日まで開催された日本コンサートも成功のうちに終えた。特に人気グループW-indsのメンバーや有名アナウンサー、モデル、野球選手も彼らのコンサートに駆けつけるなど、関心の高さが伺えた。
SOLは「日本で初めてミニアルバムをリリースしたときは、認知度が低かった。フルアルバムが出てから認知度が高くなった。建物の大きな電光掲示板に僕たちの姿が出るようになったら、不思議な感じだけどうれしい」と語った。
しかしBIG BANGはこれに満足せず、世界の舞台を夢見ている。SOLは「具体的に米国進出の計画はないが、世界的に認められるグループになるのが夢だ。SE7ENさんの後について行く」と目を輝かせた。
T.O.Pは「感情の変化が重要なようだ。僕らが明るい気持ちでステージに上がれば、ファンはその姿を見て希望を感じるようだ。ファンの姿を見るとステージに上がる理由が明確になる」と語った。それが彼らが決して簡単ではない米国進出を夢見る理由だ。