「元祖韓流スター」のチェ・ジウが、「日本で韓流ブームはまだ競争力がある」と語った。
25日午後、SBS本社(ソウル市陽川区木洞)で新水木ドラマ『スターの恋人』製作発表会が行われた。この場で、チェ・ジウは「日本での韓国ドラマ人気は、以前ほどではないという話をよく聞きます」と語り始めた。
そして「今回『スターの恋人』の撮影のため、1カ月ほど日本に滞在しましたが、韓流を愛する日本のボランティアの人たちが大勢手伝ってくださいました。日本では韓国ドラマだけでなく、歌でも映画でも“韓流”を大切にし、愛してくださる方たちがまだ多いと思いました」と自身の印象を語った。
さらに「まだ韓流は“死んでいない”と思います」と強調した後、「あれほどよくできているドラマですから、頑張らなければ…」と新ドラマに臨む心構えを見せた。
チェ・ジウは2002年にKBSドラマ『冬のソナタ』でヒロインのチョン・ユジンを演じ、日本で「ジウ姫」と呼ばれるほどの韓流ブームを巻き起こした。
ドラマの演出を手掛けたプ・ソンチョル・プロデューサーは「日本ロケではスケジュールを公表しなかったのに、チェ・ジウを一目見ようと数多くの日本人ファンが殺到し、撮影を取りやめたこともあった。チェ・ジウの日本での影響力をあらためてこの目で見て、わたし個人としても大変誇りに思った」と撮影エピソードを打ち明けた。
チェ・ジウは「ずっとラブストーリーが演じたかったので、『スターの恋人』に出演することになってうれしくて…。きっといい演技ができるという自信を持って作品に臨みます」とファンに誓った。