ペ・ヨンジュン、ムン・グニョン、キム・テヒ、チェ・スジョンなどの芸能人66人が昨年春、芸能情報サイトを運営するA社を相手取って起こした肖像権訴訟は、A社が賠償金の代わりに、恵まれない人々のための寄付金を提供するという形で終結することになった。
24日、ソウル高裁民事13部(趙鏞亀〈チョ・ヨング〉裁判長)が発表したところによると、原告らとA社は今年末までに、韓国芸能マネジメント協会が指定する社会福祉関係機関に1000万ウォン(約64万円)を寄付するなどの条件で和解した。
今回の和解の内容には、A社が同協会に1000万ウォンの寄付金を提供する条件や、今後は芸能人らの同意なく名前や写真を使用しないという条件も含まれた。今回の和解により、約1年8カ月間続いた両者の争いはようやく終結した。
芸能人66人は、インターネット上で自らの名前や写真を使い、バーチャルの株取引を行ったA社を相手取り、肖像権や氏名権の使用禁止を求める訴訟を昨年3月に起こした。
1審のソウル中央地裁はA社に対し、芸能人一人につき100万ウォン(約6万4000円)ずつ支払うよう命じる判決を下したが、A社がこれを不服として控訴していた。