ソ・ジソブ、『カインとアベル』初撮影


 ドラマ『ごめん、愛してる』以来4年ぶりに『カインとアベル』(SBS)で復帰する人気俳優ソ・ジソブ。同ドラマ初撮影でファンに感謝と謝罪の気持ちを語った。

 ソ・ジソブは16日、ソウル市内にある高麗大学付属九老病院で初撮影を無事に終えた後、「(兵役代わりの)公益勤務で2年間のブランクがあったし、召集解除後はすぐ、このドラマにキャスティングされたが制作スケジュールに遅れが出てしまったため、4年ぶりですが、やっと視聴者の皆さんにお会いできることになりました。より成長し、新たな役を見ていただきたいですね」と意欲を見せた。

 来年2月スタートの同ドラマは、ソ・ジソブ、シン・ヒョンジュン、チェ・ジョンアン、ハン・ジミンという豪華キャスト、『外科医ポン・ダルヒ』のキム・ヒョンシクが演出、制作費75億ウォン(約5億円)という全20話の作品で、「2009年上半期最大の期待作」との呼び声も高い。ドラマで外科医イ・チョイン役を演じるソ・ジソブは、やはり外科医である兄のイ・ソヌ(シン・ヒョンジュン)と対立し、キム・ソヨン(チェ・ジョンアン)とオ・ヨンジ(ハン・ジミン)という女性二人のはざまで葛藤(かっとう)する。

 この日、未明に現場に到着したソ・ジソブは、長年のブランクにもかかわらず、さらに磨きがかかった演技力で大きなNGもなく撮影を終えた。監修を担当する九老病院の医師らは「ソ・ジソブさんの手術シーンはとてもリアルで、医者のわたしたちよりも上手に見えたくらい」と絶賛した。

 『カインとアベル』出演者とスタッフは22日に中国に向かい、3週間のロケを行った後、12月中旬ごろ帰国する予定だ。

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