13日から公開が始まった映画『美人図』が、秋の映画界で突風を巻き起こす兆しを見せている。キム・ヨンホ、キム・ミンソン、キム・ナムギル主演の同映画は、「マックスムービー」、「イエス24」、「シズル」など主要の前売りサイトで軒並み1位。「インターパーク」の“今週のヒット予感”ランキングでも53.44%を記録し、ネットユーザーから高い支持率を獲得した。
『美人図』は欲望を描いた画家・申潤福(シン・ユンボク)の絵「美人図」をめぐる男女4人の宿命的な愛を描いた作品。公開前からキム・ミンソンのフルヌードでの熱演やベッドシーンで話題を呼んできた。
注目が集まったベッドシーンについて、主演俳優らは制作報告会などで、「過激すぎて編集で削除されたシーンが多い」と明かし、観客の好奇心をそそった。
映画関係者は「試写会以後、スクリーンいっぱいに広がる美しい風景や俳優たちの熱演が口コミで広まり、本格的にヒットに向けての追い風が吹き始めた」と分析した。