シン・ウンギョンが元夫を刑事告訴

 人気女優シン・ウンギョンが昨年10月に離婚したキム・ジョンス元芸能マネジメント会社代表を刑事告訴した。

 シン・ウンギョンは所属事務所が選任した法的代理人を通じ、キム・ジョンス元代表の私文書偽造および偽造私文書行使を告訴する訴状を12日午前、ソウル地方検察庁に提出した。

 関係者は「キム・ジョンス元グッドプレーヤー代表取締役は2006年、シン・ウンギョンさんの承諾なしにKMカルチャー社から約3億ウォン(現行レートで約2200万円)を借用したが、これが問題になった」と話している。

 シン・ウンギョン側の主張によると、キム・ジョンス元代表は「グッドプレーヤー社のKMカルチャー社に対する債務を、シン・ウンギョンが連帯保証する」として文書を作成、これにシン・ウンギョンの実印を押し、金銭消費貸借契約書をねつ造したという。また同年、ファントム・エンターテインメント・グループと金銭消費貸借契約書を作成する際も、「シン・ウンギョンの実印を無断で使用した」とされている。

 これについて、シン・ウンギョンは関係者に「所属事務所が決めたことだが、とてもつらい」と法廷闘争に巻き込まれた心境を吐露したとのことだ。

 現在、ドラマ『白いうそ』(MBC)を撮影中のシン・ウンギョン。「2年もの間、心理的な苦痛を受けながらも耐えてきたが、あちら(元夫)でこの問題を解決できなかった。何の関係もない債務を負担しなければならない状況に置かれているからには、所属事務所の方針に従うしかない」と語ったそうだ。

 シン・ウンギョンは04年5月にキム・ジョンス元代表と結婚したが、金銭問題などが確執を生み、昨年10月4日に離婚した。その後は視聴率40%を越えたドラマ『母さんに角が生えた』(KBS第2テレビ)に出演、見事女優復帰に成功した。

チョン・サンヒ記者
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