John-Hoon、ライブへの意気込み、作詞秘話など語る


 2nd アルバム「今日も新しい夢を見る」を今月5日に発売したJohn-Hoonが、9日、東京国際フォーラムホールAで発売記念ライブ「THE JOHN-HOON SHOW –Q.E.D-」を前に取材に応じ、意気込みを語った。

 ニューアルバムに関しては、「ファーストアルバムは落ち着いた曲ばかりだった。夜に聞くと眠いかなと…それは冗談ですが。それで、新アルバムはいろいろなジャンルに挑戦してみた。ロック調のものなど、いろいろな音が楽しめる」と満足感を示した。

 ライブについては「今年2月に、徳永英明さんのコンサートをここで見て、ライトや演出の重要性を感じて、そういう点にこだわってみた。MCはすべて日本語でやる。衣装はロックっぽい衣装を選んだ。ちょっとショックかもしれない。僕も恥ずかしいのだが、頑張ります」と衣装でも新しいチャレンジをしたようだ。


 ライブのタイトルにQ.E.Dと付いているが、「数学で、証明が終わった時Q.E.Dと使うのだが、自分が数学が好きなので、自分の全力を出す、という気持ちを表現したかったので、こういうタイトルを付けた」のだそうだ。

 今回、韓国語と日本語の2曲の作詞を自身で手掛けたJohn-Hoon。「去年から作詞を始めたが、韓国語の作詞は表現が強く、悲しい表現が多い。日本の詞は抽象的な表現が多いので、そういうふうにしてみた。日本語の詞は、最初韓国語で作って、その中で難しい言葉はインターネットで調べたり、日本のスタッフに電話して聞いたりして、頑張って作ったもので、自分にとって大事な作品。だからよろしくお願いします」と苦心の産物への愛着を見せ、PRも忘れなかった。

 今月5日に発売された「今日も新しい夢を見る」は発売初日にオリコンデイリーランキングで4位に入るなど健闘している。現在、クラシエ「カンポウ専科」のCMモデルを務め、CMソングも起用され全国で放送されていることから、その人気・知名度はさらに上昇しているJohn-Hoon。今後の活動に目が離せない。



東京=野崎友子通信員

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