久しぶりに新曲を出す歌手イ・スヨンが、このところ問題になっている芸能人たちの「うつ」について語った。
イ・スヨンは7日午後、京畿道河南市渼沙洞のスタジオで新ミニアルバム収録曲『こんな女』のミュージックビデオ撮影に臨んだ。そして、記者に対し「最近、若くしてデビューした歌手など、一部の芸能人がうつで苦しんでいるけれども、先輩として彼らが活躍できるいい土壌を作ってあげられなくて申し訳ないと思っています」と語った。
イ・スヨンは昨年、8thアルバム制作のプレッシャーから極度のスランプに陥り、うつを経験した。それ以来しばらく治療を受け、今はある程度乗り越えた状態だという。
「うつの治療を受けたとき、担当医から“誰もが持っている病気”と言われました。薬の助けももちろん必要だけど、(うつの克服には)何よりも自分の意志が一番大切」という。
今もうつを乗り越えるためさまざまな努力をしているというイ・スヨン。「歌手は人との交流も多いから、お互い支え合っていければいいのに、最近はそういうことがなくて残念。これからは彼ら(若い歌手たち)が望まなくてもわたしの方からアプローチして、温かく接するつもり」と語った。
このところ韓国の芸能界では元H.O.Tのトニー・アンや、BIG BANGのT.O.Pなど、若くして芸能界にデビューしたアイドルたちが相次いで「うつ」と闘っていることが明らかになり、衝撃を与えている。
イ・スヨンは13日に1年3カ月ぶりの新ミニアルバム『Once』をリリースする。