イルマが語る軍隊、家族、相婿クォン・サンウ(下)

-クォン・サンウに会うことはあるか。

 「よく会います。外では会いにくいため、テヨンと二人で僕たちの家に遊びに来ます。クォン・サンウさんは子どもが大好きなようです。僕たちより娘に会いに来ると言った方がいいかもしれません。うちに来ると、ずっと娘の側にいます。サンウさんはうちの娘のほかにもおいとめいが一人ずついるのですが、その子たちのこともとてもかわいがっているそうです。だからといって、いつも娘ばかり見ているわけではなく、4人で食事をしたり雑談をしたりして、ゆったりした時間を過ごすことがよくあります」

-それだけ会っていれば夫同士仲良くなりそうだが…。

 「サンウさんは僕より2歳年上のため少しそれが気になるのですが、僕にとても親切にしてくれます。話もたくさんするのですが、年上のサンウさんから“兄さん”と呼ばれるのが何だかぎこちなく…僕もサンウさんには敬語を使っています」

-二人でどんな話をするのか。

 「サンウさんは何に関してもとても自信に満ち溢れた人です。お互いに協力して結婚生活をうまくやって行こう、という話よりは、軍隊の話をよくします。僕が除隊してからまだ間もないため、軍隊の話しか話題がないせいだと思うと、何だか申し訳ないです」

-クォン・サンウさんが妻の妹の夫だということについてどう思うか。

 「まだ信じられません。テレビを見ていてCMにサンウさんが出てくると、まずは有名な俳優だという思いが頭をよぎります。“この人があの人か”という感じですね」

-同じ男として刺激を受けることは?

 「そうですね。とてもハンサムで背も高くて、いい体をしています。実物の方がずっとかっこいいです。僕も運動をしなければと思います。僕の場合、変に真似をすると体を壊してしまいそうですけど(笑)」

-これからどんな風に暮らしていこうと思っているか。

 「責任感が10倍は強くなりました。軍隊で過ごした2年間、あまりにもたくさんの出来事がありました。まだ実感がわかないことも多いけれど、一生懸命僕の進むべき道を歩いていけば大丈夫だと思っています。韓国で家長として生きることは軍隊生活よりもっとつらいと言われているので心配ですが…(笑)」

チェ・グッテ記者

写真=シン・スンヒ

場所提供=アルペンシア・リゾート

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