ムン・グニョン、『風の絵師』海外PRに前向き


 女優ムン・グニョンと海外ファンの夢の対面が実現するかもしれない。

 所属事務所ナム・アクターズの関係者は7日、「現在出演中のSBS水木ドラマ『風の絵師』は日本をはじめアジア各国と版権輸出契約を結んでいるため、オファーがあれば現地PRを前向きに検討する」と語った。

 この関係者は「主演女優が出演ドラマの海外プロモーションをサポートするのは当然のこと」とも話している。

 『風の絵師』は日本・シンガポール・タイ・マレーシア・中東などに買い付けられている。また、中国・台湾・香港・フィリピンなどからも関心が寄せられており、輸出先はさらに増える見通しだ。

 もし実現すれば、ムン・グニョンにとってドラマの海外プロモーションは初めて。ムン・グニョンがドラマに出演するのは2003年の『妻』以来5年ぶりだ。当時は主人公夫婦(ユ・ドングン、キム・ヒエ)の娘という役だった上、韓流ブームもそれほど定着していなかったため、海外プロモーションに出る機会がなかった。

 その後ムン・グニョンが出演したのは映画だけ。韓流コンテンツは映画よりもドラマのほうが主流のため、ドラマ出演により韓流ブームのアジアでスターの地位を築いたほかの俳優に比べ、知名度を上げるのは難しかった。

 だが、ムン・グニョンが成人し、初主演した今回の『風の絵師』は海外でも評判が高く、活発なプロモーションを展開すれば韓流スターに躍進することも期待できる。それだけでなく、 韓流ブームがピークを過ぎたという見方もある中、「ムン・グニョンが海外プロモーションを行えば韓流ブームの新たな活力になるのでは」との期待も寄せられている。

キム・ウング記者
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