ポン・ジュノ 監督の映画『グエムル‐漢江の怪物‐』はCNNが選んだ「最高の怪物映画」の5位にランクインした。
CNN電子版は先月31日(現地時間)、「最高の怪物映画トップ10」という記事で、同作品について「米軍で働く職員がホルムアルデヒド(発がん性があるとされる防腐剤の成分)をソウル市内の漢江近くの下水道に捨てたことから、人の血に本能的に反応する巨大な突然変異体“グエムル”を誕生させた」と紹介、「この“グエムル”は地上に出た姿同様、すみかのある水の中でも長い期間生き延びる醜いモンスター。背筋がゾッとするのは覚悟して」と評している。
1位はリドリー・スコット監督の『エイリアン』(1979年)だった。次いで、ギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』(2006年)、スティーブン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』(1975年)、ジェームズ・ホエール監督の 『フランケンシュタイン』(1931年)が選ばれた。