BIGBANGのT.O.Pが緊急入院、自殺未遂説も


 男性グループBIG BANGのメンバー、T.O.P(21)=本名チェ・スンヒョン=が自殺を図ったといううわさが浮上した。

 T.O.Pは5日午後1時ごろ、ソウル市銅雀区黒石洞の中央大附属病院に運ばれ、一般病棟の特別室に入院した。突然入院した理由について、病院側は「過労だ」と説明しているが、芸能界の関係者の間では「T.O.Pが抗うつ薬を大量に飲んで自殺を図った」といううわさが流れた。

 こうしたうわさはインターネットを通じて急速に広まり、所属事務所のYGエンターテインメントがしばらくノーコメントを貫いたため、さらなる疑惑を呼ぶことになった。

 この日夜遅く、ようやく取材に応じたYG側は「薬物を摂取したというのは事実ではない」と強く否定した上で、「T.O.Pは4日、誕生日を迎え、朝まで酒を飲んでいた。その後、麻浦区合井洞の自室で運動し、寝る前に風邪薬を飲んだため、体調を崩したようだ」と説明した。

 また、「自殺を図る理由がまったくないのに、そういううわさが出てくるのはあまりにも無茶苦茶な話だ。最近、日本でのコンサートで疲れていたのに加え、体を鍛えようとして無理な運動をしたため、疲労が重なったようだ」と付け加えた。

 病院の関係者は薬物を摂取したか否かについて「まだ確認されていない。病院へ運ばれてきた時は目まいを訴えており、ひどく疲れた様子だった。目を覚ませばすぐに精密検査を行う予定で、詳しいことはその時初めて分かるだろう」と話している。

 一方、T.O.Pの入院の知らせが伝わった直後から、ファンサイトでは「信じられない」「自殺を図ったというのはデマだろう」などといった書き込みが相次いでいる。

イ・ジョンヒョク記者
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