キム・レウォンが、不況の寒風を受けている映画界に穏やかなそよ風を運んだ。
最近トップスターたちが相次いで出演料を下げていることに足並みを合わせ、キム・レウォンも制作費を節減するため、ギャラを減らして出演することを決めた。
ドラマ『食客』(SBS)で一気に株を上げたキム・レウォンだが、映画『仁寺洞スキャンダル』(パク・ヒゴン監督)ではギャラを削減し、制作費を支援した。映画関係者は「映画界の苦しい状況を考え、出演料より映画の完成度を高めるのに力を注いでいる」と明らかにした。キム・レウォンのこのような労力に、制作社側は映画の興行結果によるランニングギャランティー(歩合制ギャラ)を支給する計画だ。
同映画で美術品復元専門家のイ・ガンジュン役を演じるキム・レウォンは、ギャラリー会長役のオム・ジョンファと共演。今月初めにクランクインする。