歌手チョ・ソンモが1日午後4時、子供大公園(ソウル市広津区陵洞)内のドームアートホールで、コンサート『Cry out』を行い、除隊後、本格的な活動をスタートさせた。
チョ・ソンモはオープニングのあいさつで「今年はデビュー10周年になる年。訓練所に入る前、最後にコンサートを行った場所で、再びコンサートができて嬉しい」と述べた。
縛れるぐらい髪が伸びたチョ・ソンモは『君のそばに』を始まりに約2時間半、自身のヒット曲やエリック・クラプトンの『チェンジ・ザ・ワールド』など30曲余りを歌い、歌唱力をアピール。またバラードだけでなくジャズ、ロックなどさまざまなジャンルの曲をこなしながらタップダンスも披露し、ファンの大きな拍手を浴びた。
今回のコンサートは、他のゲスト出演もなく、歌と進行をチョ・ソンモがひとりで行い、ファンに「単独コンサート」の醍醐味をプレゼントした。
チョ・ソンモは「初回の公演は新しい第一歩を踏み出す公演で、わたしにとってとても大事なステージだった。ステージでファンを笑わせてあげられる、楽しくしてあげられるチョ・ソンモになれるよう努力する」と公益勤務後、初めて単独コンサートを終えた感想を語った。
なおチョ・ソンモはこの日の公演を皮切りに、来年初めまで韓国と日本の約10都市を巡り、単独ツアーコンサートに突入する。
1998年『TO HEAVEN』でデビューしたチョ・ソンモは『カシナム/茨』、『ご存知ですか』などのヒット曲でK-POP界の王子として君臨していたが、2006年3月に兵役の義務を果たすため、公益勤務要員として訓練所に入所。京畿道九里市庁で服務し、5月に召集解除された。