映画『妻が結婚した』(チョン・ユンス監督、ジュピターフィルム制作)が、公開10日目で観客動員数100万人突破を目前に控えている。
映画配給会社のCJエンターテインメントは2日、「『妻が結婚した』が公開2週目の1日までに、全国約99万1000人の観客を動員し、2日中には100万人突破が確実だ」と明らかにした。
続けて「『妻が結婚した』は公開2週目も圧倒的な観客シェア率をキープしており、大学生を始めとした20-30代の観客の間で必ず見るべき映画“Must See Movie”に挙げられている。このように大学生に大きな反響を得ている状態で、学生たちの中間試験期間も終わるだけに、11月にはさらに多くの観客が映画館を訪れると期待している」と述べた。
『妻が結婚した』は同名のベストセラー小説を原作に、平凡な男と夫の二人と結婚したいという、一妻多夫を主張する妻の話を描いた映画だ。性についてのストレートな表現や過激な設定、主演俳優のソン・イェジンとキム・ジュヒョクのベッドシーンなどで話題を集め、公開初週に観客50万人を動員し、ボックスオフィス1位になった。
映画会社側は、『妻が結婚した』が公開2週目も各種映画サイトで前売り率1位を維持しており、『Good&Bye』(原題:おくりびと)、『The Bank Job』などの新作はもちろん、『イーグル・アイ』、『ワールド・オブ・ライズ』(原題:ボディ・オブ・ライズ)などそうそうたるハリウッド映画を抑えて、不動の1位を守っているという点から、今回100万人突破を起点に長期興行に突入。オフシーズンの映画界に大きな活力を吹き込むものと期待している。