コ・スが日本で初のファンミーティングを開催


 俳優コ・スが1日午後3時、東京・中野サンプラザで「コ・ス JAPAN 1st ファンミーティング in Tokyo」を開催した。会場には、満員となる2200人のファンが詰めかけ、待ち焦がれたコ・スとの待望の初ファンミーティングを楽しんだ。

 コ・スは、入隊前よりも顔立ちはシャープで精悍になったが、以前より若々しく、かわいらしい雰囲気。○×ゲームで「彼女は10歳年上でもOK?」との質問には「×」と答え、会場からがっかりした声が上がると、「15歳年上でもOKなので10歳という質問は×なんです」と答えるなど、おちゃめな姿も垣間見せ、ファンとの触れ合いを楽しんだ。


 トークやゲームのほか、2カ月練習したというしゃれたミュージカルダンスを披露し、意外な姿を見せた。最後には全員との握手会も行い、その時間は5時間にも及んだが、疲れも見せずに最後には「今日楽しい時間を過ごさせてくれてありがとう」と感情を高ぶらせながら、名残惜しそうにあいさつした。

 一方、ファンミーティングに先立ち記者会見が行われた。コ・スはそこで、「言葉が通じなくても、隣の国にたくさん応援してくださるファンの方がいてくださることは自分を幸せにしてくれる」と日本のファンへの思いを語っていた。

 またこの日、会場ではコ・スの写真集が販売されたが、これは俳優で歌手のリュ・シウォンが撮影したもの。その制作の経緯について、「リュ・シウォンさんはこれまで何度か会ったことのある先輩。あらかじめ撮影をお願いしたわけではなかった。ファンミを準備している中、先輩に会う機会がありその際、写真が好きでいいカメラを持っている、という話を聞き、24時間同行して写真を撮ってあげる、ということになった。そうして撮っていただいた写真を見たらすごく良かったので、それで写真集をという運びになった」と明かした。


 リュ・シウォンに関しては「作業をしながら、先輩の今までと違う姿を見ることができたのでうれしかった。素晴らしいアングルで撮ったり、先輩の優しい心がそのまま映し出された写真だと思う」と語り、感謝と友情の気持ちを示した。

 次回作については「できるだけ早く次回作を決めて、皆さんに報告したい」とし、やってみたい仕事は「すべての人々の生活、人生を表現してみたい。つらくて、苦痛の多いものに立ち向かう、という役に挑戦してみたい」と展望を述べた。しかし、ファンミーティングでは「さっきの会見では違うことを言ったが、ものすごく狂おしいメロドラマをやってみたい」と語った。コ・スの夢は、定点でなく、広大な大地のように果てしなく広がっているようだ。次の作品を早く見たい衝動に駆られた。



東京=野崎友子通信員

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