インタビュー:ソン・ダムビをめぐる四つの疑問(下)

-デビューまで順調だったのか。

 「もともと歌手ではなく女優志望だったので、歌手デビューに備えること自体が難しかった。歌は下手だし、ダンスはまあまあ。体も太っていたし…。当時はどこから始めたらいいのか分からないほどだった。3年間、ほとんど練習室だけで生活しながら、今のわたしになることができた」

-「第2のイ・ヒョリ」とも言われているが、イ・ヒョリをどんな歌手だと思うか。

 「ヒョリ先輩は本当にかっこいい。バラエティー番組にもよく出演しているが、歌手イ・ヒョリではなく、ナチュラルウーマンという感じ。あれほど自分だけの色をはっきり持っている歌手はほとんどいないと思う。特に今回のアルバムを聴きがら、本当に一生懸命に準備をしたんだろうなと思った」

-特にダイエットをしているのか。

 「まったくしていない。仕事をしながら体と心がデリケートになったのか、必要以上にやせてしまった。でも、ウエイトトレーニングが好きなので常にやっている。女にしては筋肉質だと思う」

◆スキャンダル? まったくない。ただYさんからアピールを…

-実際の性格は?

 「気さくだけど小心者。女っぽいタイプではない。愛嬌を振りまくようなことは恥ずかしくてできない」

-自分をセクシーだと思う瞬間があるか。

 「『BAD BOY』を歌っていた時までは自分をセクシーだと思ったことはないが、新曲『どうかしていたの』を準備しながら初めてそう思った。一人でいろいろ準備をしたが、表情の演技をしていて自分でもセクシーだなと思うことがあった。でもほかの人のようにシャワー中に鏡を見ながら『私ってセクシー…』と思うような感覚はまだ理解できない」

-結婚願望は?

 「まだ結婚を考えたことはない。今のところ遅く結婚するような気がする。結婚は慎重なもので、いつか素敵な人にめぐり会えると信じている。母親も遅く結婚すればいいと言っている」

-これまでアプローチしてきた男性芸能人はいるか。

 「デビューしたばかりのころ、かなり有名な俳優のYさんが、わたしのミニホームページに何度もメッセージを送ってきた。当時は事務所がミニホームページを管理していたので、みんなあのYさんがこんなメッセージを送ってきたのか、と驚いていた」

-まだファンと距離があるように思えるが。

 「その通り。だから芸能番組に出演するなど、多方面からソン・ダムビをアピールしている。

もっと親しみやすいイメージでファンと一体になれる歌手になりたい」

イ・ジョンヒョク記者
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